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2008/02/10

防火羊水

 倖田來未の「羊水」発言(「35歳をまわると羊水が腐る(笑)」云々)について。

 ひどい失言だと思う。
 単なる不注意で済まされるレベルの話ではない。「軽率」とか「無知」みたいなことでスルーしてもらえるニュアンスの表現でもない。
 なにより「腐る」という言い方に、「軽率さ」や「無神経」以上の「悪意」ないしは「嘲笑」が横溢してしまっている点が致命的だ。
 よって、責められるのは仕方がない。
 企業の広告が手を引くのも当然。
 だって広告なんだから。
 どこの営利企業が、腐った化粧品を宣伝したいと思うかって、そういう話ですよ。

 とはいえ、発言した媒体(←AMラジオ)の気楽さ(およびマイナーさ)から考えると、騒動の波及範囲が不当に大きく、しかも急速であったとは思う。
 要は「ブログ」の炎上と同じで、途中から(つまり、ある程度騒ぎが大きくなって以降)は、面白がって煽る連中がカネと太鼓で騒ぎ立てただけの話なのだと思う。その意味では、当騒動の半分ぐらいは、人為的な人だかりだった。
 で、本来ならAMラジオの視聴者(せいぜい数万人)が不快な思いをすれば済んだはずの不適切発言が、数百万人の耳に届くことになった。
 不幸ななりゆきだ。

 たぶん、5年前だったら、放送局の周辺でちょっと話題になって、関係者が叱られて、それで終わりの話だった。あるいはスタジオの現場感覚からすると、問題にさえならなかったかもしれない。みんなで下品に笑って終わり。「くーちゃん、ヤバいって(笑)」「また始末書コピーしとかないとならないじゃん」ぐらいでおしまい。放送事故未満のちょっとした不手際。その程度の扱いだ。
 執念深いタイプのアンチや、耳ざとい聴取者が騒ぎ出した可能性はある。でも、そこから先、仮に新聞の投書欄に苦情が書き込まれたのだとしても、騒ぎが、活動自粛やCMの配信停止にまで拡大することはなかった。
 
 そんなわけで、マスメディアの一部には、騒動の「元凶」をネットに巣食う匿名の正義派気取りの人々(具体的には@2ちゃんねらー)に帰する論者が現れていたりする。
「騒ぎすぎだよ」
 と。
「騒ぎすぎだ」とする見方にも、一理あるとは思う。
 でも、今回の問題に限って言うなら、ネットを悪者にするのはスジ違いだと思う。
 というのも、この度の騒動の震源は、発言の内容以上に、倖田來未というタレントの資質そのもののうちに内在していたものだからだ。

「この程度の失言でタレント生命を断たれるようでは、芸能人なんかやってられないぞ」
 という議論は、一見、まっとうに見える。
 が、実際のところ、ネット時代だからといって、すべての芸能人のあらゆる問題発言が必ず炎上騒動につながっているわけではない。
 ヤバい発言を繰り返しながら無事で済んでいるタレントはたくさんいるし、無頼な芸風で売っている芸人だって珍しくはない。っていうか、ヒップホップ的には不敵不遜不謹慎じゃないお兄さんはアーティスト失格だったりするわけで、いずれにしても、ダメでしょ? 謙虚で腰が低い敬語ラッパーみたいなものは。きっと。

 この度、倖田発言が特に問題にされたのは、要するに、倖田來未という歌手に対する反感があらかじめ醸成されていたからで、そういうふうに手ぐすねを引いた状態で失言を待ちかまえているテの世論が、爆発寸前になっていたからこそ、騒動は急速に拡大したと、そう考えるべきだ。
 仮に、同じ発言をたとえば、篤姫の主人公をやっている童顔の女優さん(←名前失念)だとかがやらかしたのだとすると、おそらく、この場合は、そんなに大きな騒ぎにはなっていない。
「○○ちゃんって、見かけによらずバカだったんだなあ」
「無神経な女だよね」
「まったく、ぶっちゃけとか無邪気とか、そういうレベルの話じゃないぞ」
 と、ラジオを聞いた人々の間で話題になることぐらいのことはあっただろうが、でも、それがすかさず@2ちゃんにチクられて、しかもそのスレッドが爆発的に伸びるような展開にはならなかったと思う。
 つまり、「コーダ調子のってんじゃねえぞ」「なーにが歌姫だか」という気分が、あらかじめ巷間に蔓延しているのでなかったら、こんなふうに炎上する事態にはならなかったということだ。
 ついでに申せば、倖田來未がエーベックス所属のタレントでなかったら、騒ぎはここまで大きくなってはいなかった。のまねこ事件や浜崎あゆみをめぐる様々な行きがかりからして、@2ちゃんねらーの多くは、おそらくエーベックスに対して良い感情を抱いていないわけだから。
 
 興味深いのは、今回の騒動に対するマスメディア(ワイドショーのコメンテーター、キャスター、スポーツ新聞の記事などなど)の反応が、昨年の沢尻エリカ発言の時と比べて、圧倒的に好意的(つまり、倖田來未に対して同情的な発言が多いということ)である点だ。
 
 倖田來未のバック(所属事務所およびレコード会社)が、沢尻エリカのそれと比べて、デカい影響力を持っているからだろうか。
 そうかもしれない。
 フジテレビ(特に「めざましテレビ」の軽部とか)が必死になって火消しに走っていた様子とかを見ると、そんな気がしないでもない。

 でも、それだけではない。
 二人の失言は、質的に異なっている。
 で、メディアの反応の差は、その二人の問題発言の質の違いにある。

 沢尻エリカ発言の問題点は、なにより「業界の仁義を裏切っている」点にあった。彼女は、「得意先の段取りを台無しに」した、「礼儀知らず」のタレントであり「監督の顔をツブ」し、「先輩アナウンサーのフォローを無視」した、不届き至極な秩序紊乱者であった。
 とすれば、芸能界のインサイダーたるコメンテーターの皆さんは、沢尻の逸脱を、絶対に許すわけにはいかなかった。だって、こういう不埒な態度を許していたら業界が成立しないから。

 対して、倖田來未の発言は、業界や現場に損害を与えたというよりは、より純粋に対視聴者の問題だった。
 発言を聞いて不快に感じた視聴者もいただろうし、高齢出産を控えた女性とかは、モロに傷ついたかもしれない。でも、ほら、くーちゃんっていうのは、もともとがぶっちゃけで売ってるヒトなわけだし……と、業界の人間は同情したのだね。明日はわが身でもあることだし。
 くーちゃんの発言は、たしかに不用意で無神経で未熟だった。でも、失礼だったり礼儀知らずだったり仁義を踏み外していたり言語道断だったりはしていない。許してやろうよ、と。

 もちろん、視聴者の立場から受け止めるなら、倖田來未の発言の方がずっと悪質だ。
 沢尻発言も、倖田発言も、無神経かつ不当なバカ発言であった点については似たようなものだ。が、いずれがより悪質だったのかと問われれば、文句なしに、「羊水が腐る」発言の方だと私は思います。
 
 今回、テレビメディアの中に倖田來未を擁護するコメントが目立った裏には、ネット世論への反発という要素もあったはずだ。たしかに、テレビ関係者からすると、ネット発の批評や、騒動だの抗議だのは、一向に建設的でないのみならず、しつこくて残酷で面倒くさい、およそ神経にさわるタイプのリアクションなのであろうからして。

 だから、今回、倖田來未を擁護している人々は、その実、この機会を利用して、「ネット世論」を攻撃したいと願っている人たちで、なるほど、顔ぶれと見てみると、ネットの嫌われ者(まあ、2ちゃんではたいていの有名人は嫌われ者だったりしますが)ばかりだったりする。

 やっかいな話だ。
 でも、そういうやっかいな連中と折り合いをつけて行かないと、21世紀の有名人はつとまらないわけで、ネット時代のセレブリティは、著しく不安定な基盤の上に成り立つ、幻のごとき流動資産に変質した、と、そういうことなのだな。
 言葉をかえて言うなら、情報の双方向化は、メディアの側にもメディアリテラシーが求められる時代をもたらしたわけで、懐かしくも麗しい、古き良き二十世紀のおとなしくて無力なやられっぱなしの聴衆は、もう帰ってこないのだよ。残念だが。
 エンジョイ炎上。うむ。楽しくないけど。
  
 おそらく、ネットの言論は、この先も「荒れて」行くのであろう。私のブログのコメント欄も、だが。
 どこのブログも同じだ。
 酒癖の悪い常連客に辟易した個人営業のマスターが、面倒くさくなって店を畳むみたいな調子で、ある日突然消滅してしまうブログや掲示板がいくつもある。
 残念なことだ。
 特定の言論や特定の政治的ないしは民族的キーワードに拘泥する狂信的な発言者が居座るようになると、気楽な感想を寄せてくれていた人たちは、席を立つようになる。
 で、電脳空間上に擬似的に形成されていたかにみえた甘ったれた井戸端空間は永遠に失われる、と。
 ココログは、NGワードを導入できないんだろうか?
  

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コメント

久しぶりの更新、1ファンとして嬉しいかぎりです。テレビなどの既存のメディアとネット世論の乖離はもうどうしようもないですね。テレビはもう世論の代弁者であることが出来なくなっています。自分たちの言いたいことを誰も言ってくれない。今回のコウダ問題に対する勝谷発言などは2ちゃんねるで話題になる前にテレビの共演者が「お前が言うな」と半笑いでつっこみをいれなければダメだと思うのですが...。むしろネット世論との乖離というよりはテレビメディアの笑いのセンスの劣化のほうが問題なのかもしれませんが...。

投稿: kem | 2008/02/10 05:33

倖田來未は悪くないですよ
テレビによるリンチでしょ

彼女に反感持ってるって誰のこと?
いい子ですよ、見てたらね

投稿: ken | 2008/02/10 06:42

「結局のとこ、要は倖田だからじゃね?」という
身も蓋もない真実を誰か言ってくれよ、

と思っていたところのこのエントリー。小田嶋ファン冥利につきるなあ。

>・・・狂信的な発言者が居座るようになると、気楽な感想を寄せてくれていた人たちは、席を立つようになる。

ただここはちょっと悲観的すぎやしませんか?

このコメ欄だって、ずいぶん前から「スルー」されるべき者はスルーされ、「イタイ」と思われる者は放置されてるわけで。

口をさしはさまなくなっちゃいるが席は立ってない(脊髄反射コメントは無視してロムってる)だけのことで、それは全然普通だと思うなあ。

投稿: dig | 2008/02/10 10:56

私はエーベックスも幸田さんにも反感を抱いていた
ものであります。
で、幸田さん(浜崎さんも同じですが)の場合は売
れている理由が不明なのがその理由です。
美貌、歌唱力、ダンス、楽曲の質、詩の質どれも
???です。
宇多田さんの場合美人ではありませんし
歌声そのものも好きではありませんが楽曲のクオリティ
の高さは否定できず(トラベリングは衝撃でした)
椎名さんもaikoさんも然り。なるほどと思わせる部分は
あります。が、AVEXのディーバ(笑うしかない)な方々は
アムロちゃんを除き???です。
(誰か理由を説明してください。)

で、羊水が腐るですけど「鼻がでかい奴はアソコもでかい」
「髪が早く伸びる奴はスケベ」「A型は神経質、Bは楽天」
ってのと変わりないと思うのですが。
氏のおっしゃるように”腐る”が問題なのでしょうか?
濁る、汚れるだったらどうなんでしょうかね?

ニッポン放送の謝罪テープ直後のナイナイオールナイト
で、ナイナイが一切触れなかったのは、ああ仕方ないのか。
あのナイナイでさえ・・・と思いましたね。
芸人として弄りがいのある格好のネタなんですが。
コウダクミの曲ガンガンかけたら、面白かったのですが。

投稿: slider | 2008/02/10 12:53

>芸人として弄りがいのある格好のネタなんですが。

もちろん他局の伊集院光御大は、翌週に

「40過ぎると玉の裏がめっちゃクサなるねんでー」と連発しながら鬼のクビを取ってましたよ。すげえ笑った。

投稿: dig | 2008/02/10 13:16

>digさん
それは自虐も入っている「ネタ」だと分かっているからですね。しかも、「腐る」ではなく「臭くなる」ですから、言われた方もついつい「そうそう」と相槌を打ってしまいます。それが、自身がそれに該当しない35歳以上の女性に対して「腐る」と発言した倖田來未との質的差異であり、逆に言えば伊集院光のパーソナリティとしての技量の高さ(=倖田來未の芸能人としての能力の限界)かと。
まぁ、今回の失言については、相手が悪すぎましたね。ねらーの中でも特に粘着質の鬼女を敵に回してしまったら、タレント生命を絶たれても当然です。個人的には、こんな偽歌姫など一刻も早く業界から永久追放されて欲しいものですが。

投稿: 五月原清隆 | 2008/02/10 14:32

さらに横レスです。
一部でたけしの深夜ラジオでの毒舌を引き合いに出していた論者が少なからずいましたが、やはり倖田の失言とは全然質が違うと思います。
たけしの毒舌や伊集院のネタは配慮と計算の上に成り立ってる毒であって、少なくとも支持層になるであろう層を敵に回すような発言ではありません。当たり前ですが。
それでもIZAMみたいに本当の意味で空気読めない阿呆が出てきて一時期伊集院は芸能人いじりを自粛したことはあったんですが(無論その後数倍にしてひなのネタなどで返した)。

投稿: 鈴木高次 | 2008/02/10 15:23

一点だけコウダ擁護派に分があるとすれば、

「コウダはどっかから本当に腐るという迷信を聞いていて、真に受けて親切心で忠告した」

という論理を持ち出してきた場合ですよね。これなら、

「(迷信をうのみにするバカであり配慮が欠けてるテングには違いないが)沢尻が悪意のみの発言だったのに比べてコウダには悪意がなかった」

という勝谷某のような擁護も成り立つかもしれない。現に事務所もこっち方向に誘導させようとしてるようにも見える。

が、この場合もこれが例えばバカタレントとしてキャラ売りしてる里田まいなりスザンヌなりだったら「バカだなあ」「失礼すぎ」「これはひどい」で終わったはず。

結局、どこをどう斬っても「他の誰でもなくコウダだったから」としか言いようが無い。ここを無視して無意味コメントを垂れ流す芸能番組が多すぎるよほんと。

実は広告業界の撤退はここまで読み解いた結果のもので、「問題発言うんぬんよりも、コウダを宣材に使うこと自体がアウトだったんじゃ? 」ということだったりして・・・まさか、ね。

投稿: dig | 2008/02/10 15:38

手のひらを電車ごっこのように広げて
天を突く親指から10代、人差し指20代、中指30代、
薬指40代、で小指が50代って言いますよね。
(伝わるかな?)
まぁ10代のそそり勃ち方から比べれば当然
角度はそのとおりであって。でも個人差もあるし
事故で男性機能を失った人もいるでしょうし。
ただ10代の男性パーソナリティがそう言った発言をし
50代男性を馬鹿にしたとしても、問題にならなかった
はずです。
バイアグラという根本解決策もあるからかもしれませんが。
広がりの原因は、柳沢大臣の生むマシン発言と同じ
かもしれませんね。
とにかく女性の生殖の部分についてあれやこれやと
口に出すのは前向き、同情以外は認めないって風潮も
あるのかな、と。
35過ぎたら薄くなるんだよな。運動しないんだよな。
だから20代でガキつくりたい。玉、腐るて言うじゃん。
って赤西くんやら小栗君やらが言っても、男性は攻撃したの
でしょうか?
ごもっとも。そのとおりでございます。
勃も弱く、量も少なく、薄く、弱弱しい。
製造工場が疲弊するんですって言うと思うんだけど。

そういった性差の部分ですかね?

投稿: slider | 2008/02/10 17:52

いろんな視点や立場で、この問題を眺めてみようというバランス感覚の意味で、「倖田來未、かわいそう」という意見も一読してもいいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/eco1/20080210/p1

投稿: 紹介者 | 2008/02/10 18:22

この発言は収録ですよね。生じゃない。マネージャーもディレクターもチェックしなかったということですか? 
 それともみんな「35過ぎたら腐る」って思ってたわけ?
 タレントが商品ならば、商品管理ができてないんじゃないか。
 でも、「ディーバ」って誰がつけたんだ?私はそっちの方がアホかと思う。

投稿: あーだこーだ | 2008/02/10 22:33

 友人は「倖田來未は中居君と付き合っているので、それに反感を持つジャニーズファンを怒らせた」のではないかと指摘していました。

 元来、ジャニーズのファンは自分の好きなタレントと交際の噂のある女性タレントの言動には目を光らせていますし、何かあったらヒステリックに叩くのは常道です。

 この件の場合、中居君のファンの中核である30代女性を刺激した発言でもあるわけで、燃料も十分なら、発火装置も準備万端整えられている状況で、いつ炎上してもよかったわけです。

 だから若い女性タレントにアドヴァイスするなら、「ジャニーズのタレントと付き合うのなら生半可な気持ちで付き合うな。そして全ての言動は監視されているので気をつけろ」でしょう。瀬戸朝香がイノッチとの交際をひた隠しにしていた理由もこれでわかるもんです。

投稿: nob | 2008/02/10 23:48

宮崎あおいでも叩かれるでしょw

投稿: 田中山 | 2008/02/11 00:31

意外にも、「腐る化粧品」は宣伝になるみたいです。

> それは、合成防腐剤を一切使用していないからです。
> 野菜や果物など自然の恵みがそうであるように、天然・自然の> 成分から生まれた化粧品も、
> いつまでものあいだ腐らずに品質を保持し続けることは不可能> なことなのです。
> いつまでも腐らないことは不自然であり、逆に“腐る”という> のは自然の証でもあるのです。

羊水も自然のものなので… なんて(笑)

宮崎あおいだったら、幸田以上にバッシングされたと思いますけど。「自分が若くて可愛いと思っていい気になってんじゃないわよ。純情そうな顔してるけど本性はとんでもないわね。連続ドラマに引き続いて大河ドラマなんてひいきされてるとしか思えない!」とか。

ところで、あの幸田発言に関して、男で怒ってる人っているんですかね? 怒ってるのは、よく分かってないオバサンだけのような気がするんですが。35歳ってのは実際、赤ちゃんがある種の障害を持つ割合が高まりはじめる年齢ですから、「羊水が腐る」という発言は、表現は間違っているけど高齢出産のリスクを伝えると言う意味では間違ってないと思います。分かってる女性なら、そういう知識があるから幸田の意図するところは理解できると思います。

意図すること(高齢出産はリスクを伴うことを周知する)は間違ってないのに、分かってない人たちが表現だけに目をむけて騒ぎ立てているから、まともな人が擁護するのは自然だと思います。

投稿: まる | 2008/02/11 01:57

小田島センセーが
気に入らないやつはリンチにして殺していいと主張して
います

投稿: ken | 2008/02/11 14:54

さすが小田嶋さんの読者。理屈をこね回すのがお好きなようですね。
私なんぞはこの件に関して
「いい気味だ。このまま消えてしまえ」としか感じませんでした。
ただ、そうしたバイアスを差し引いて考え直してみれば、あれは
単なる「無知な人間の軽はずみな発言」だったとしか思えません。
高齢出産を控えて不安に思っている人、不妊症に悩む人、
婚期を逃して焦ってる鬼女の方々(笑)を思いやる気持ちが
毛ほどもなかったということも事実です。が、それにしたって
「世間知らずが口を滑らせた」程度のことです。
意図的に不満をぶちまけた沢尻エリカと比べることに意味はないし
宮崎あおいだったらどうなった、という仮想も不毛なことです。
この件に関しては、勝谷誠彦の立ち位置は正しかったと思います。
で、再びバイアスを戻し、私情を交えて締めくくれば
「宮崎あおいだったらスルーだな。ぜってー叩かね」
「ってか、倖田以外そんな馬鹿な発言しねーよ」
「倖田は男に嫌われてんだよ。そんなことも知らねーのか」
「羊水? そんなもんどーでもいいから倖田はTVから消えてね」
「浜崎が消えて倖田も消えれば、もう少しちゃんとCM見てやるよ」
「ガキだけにウケてるジャリタレはアンチが多いことを知れよ」
「スポンサーや広告代理店もリスクマネージメントしたら?」
ってところでしょうかね。

投稿: moonchild | 2008/02/11 17:00

>酒癖の悪い常連客に辟易した個人営業のマスターが、
>狂信的な発言者が居座るようになると、

だいぶお疲れのご様子。1ファンとしてご心配しておりましたら、案の定(?)この後のエントリー。どうしたらいいのでしょうね?劣悪コメント「スルー機能」があるブログがあればいいのですが。……なんぢゃそりゃ。
 
沢山更新はして欲しいのですが、お気が進まないようならお休みもいたし方ないかと。 

投稿: かず | 2008/02/12 13:54

俺は倖田を永遠に評価し続けると思います。

な!

投稿: NS9遣い | 2008/02/15 01:53

はじめまして、遅ればせながらここに辿り着きました。

私は少々毛色の変わった「倖田ヲタ」ですが、「ヲタ」でも「アンチ」でもない、まぁ「ニュートラル」なご意見を伺えて感謝しております。

氏のご明察に頷きながら、拝読させていただきました。

今回の「失言」は、周辺環境を抜きにしても、「理解不能」なフォンとしても弁護の余地のないくらいの暴挙というか、いわば「殿、御乱心!」とも言えるものでした。

ただ、これは決して「突発事故」などではなく、起こるべくして起きた「事件」であると考えております。

いちばんの要因は、「驕り・慢心」であると思っています。

元々「倖田來未」というアーティストは、決して「万人受け」する「キャラ」ではないのです。

彼女の「ターゲット」は、あくまでも「女性」であり、それもどちらかというと「表舞台」にいる「陽の当たる」人々、つまりごく「普通?」の人たちではありません。
別に「セレブ」という意味ではないんですが・・・。「堅気」の人・・・?

彼女を熱く支持しているのは、どちらかというと社会の片隅というか、懸命に生きていても何か“報われていない”と感じている女性たちじゃないのかなと思っています。

そうして女性たちにとって、男に「媚びない」くぅちゃんの存在が、心の支えになっているようにも思います。


そんな「倖田來未」が「ブレイク」したことによって、彼女自身が今までの「売れなかった」時代に“やりたくても出来なかった”ことを次から次へとやりだしたのが、ここ2、3年の現状でした。

ただ、「女性のため」=「男なんてメじゃない」路線は、当然、多くの「反発」「反感」「軋轢」を生むのは当然で、そのことで彼女もより「構える」習性が身についてしまったと言えるでしょう。


ただ、それが去年の後半から、どうしたことか「軌道修正」が始まりました。

彼女自身が耐えられなくなったのか、あからさまに「媚びを売る」ような「くぅちゃん路線」が強調されてきました。

前後して、(世間には注目されなくても)ファンとして首を傾げるような言動が現れるようになってきました。


そこに起きたのが、今回の「事件」なのです・・・。


今回の件に関しては、自らの「おバカ」さ加減を反省することが必要です。

それで十分です。

いつまでも、引きずっているなら「倖田來未」ではありません。

頭を下げながらも、したたかに「倖田來未」として堂々と音楽活動を続けるべきであると考えます。


また、今回のもうひとつの「ポイント」である「ネット」の件については、「批判・非難」することは賢明ではないと思います。

要は、いわゆる「街の声」との「違い」を理解して、それぞれをジャンルのちがう「情報」であることを心して使い分けて、上手に「利用」していくのがいいのではないかと思います。

もしかしたら、「匿名性」に対してなんらかの「制限」(例えば「登録制」みたいな)が、将来的には行われるのかもしれませんが・・・。

投稿: ヴぁるす | 2008/02/17 09:29

おおこわい。ききました?おくさま。

投稿: NS9遣い | 2008/02/17 13:35

マスメディアのコメンティターたちの、「倖田」と「沢尻エリカ」さんの対応に仕方に「差」がある件についてですが、その他にも別の味方があると思います。

「沢尻」さんの場合は、本人が自分の発言に対しての周囲の反応を現場で分かっていた訳です。つまり、彼女の場合は「「確信犯」というか「故意」にやったことです。

確か、彼女はそれ以前にも何かのゲームの記者会見の時にゲームキャラの衣装(チャイニーズドレス?)をしていて、カメラマンのポーズの注文に対して「高飛車」な発言をしていたように記憶しています。

その「延長上」にあの「別に…」が来たと思います。


それに対して、「倖田」の場合は、本人は全く自覚がなくて(そのこと自体、非難されるべきではありますが)、いわば「過失」であるので、その点で「かばう」発言が多かったのではとも思います。
それと、日頃の本人の「人柄」から、同情されていることも考えられます。

いずれにしろ、「倖田」がいちばん大切に考えている「女性」を傷つけてしまったことに、本人がいちばん驚いている(ショックを受けている)ことが、ファンとしても残念です。


しかしながら、以上に述べたことはあくまでもそれぞれの発言の「背景」に関してのことであって、発言「自体」の「影響力」「深刻度」は全く別の問題です。

単なる業界内の「礼儀知らず」で、特に誰かを傷つけたとかではない「沢尻」さんとは、比較にならないほど「深刻」です・・・。

このの二つの「観点」を分けて論じる必要があると考えます。その辺りが、この問題を少し複雑にしているかもしれません。

「故意」だけど「実害」が少ない「沢尻」さんと、「過失・無知」だけど「実害」の大きい「倖田」と・・・。

投稿: ヴぁるす | 2008/02/17 13:42

篤姫の童顔女優でも大騒ぎは必至ですよ
昔は2ちゃんでそこそこ人気でしたが、“反日発言”でブログが炎上した男と付き合っていることがわかって以来アンチが増え続け、結婚したあたりでピークを迎えました。「特定の言論や特定の政治的ないしは民族的キーワードに拘泥する狂信的な発言者」の怒りを買ったのです。それでも倖田さんよりは2ちゃんねらに嫌われてないですけどね。
あと、「倖田來未を擁護している人々は~ネットの嫌われ者」も一概に言えませんよね。倖田擁護が話題になった勝谷誠彦なんてこの件以外では2ちゃんで人気ですよ。「ニューオリンズで佃煮になっている太った黒い人たち」発言なんて、人気のある勝谷でなければ大騒ぎじゃないですか?
「女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」の都知事だって、何の自粛もせず、都民の信任を得て再選してるんだから、倖田さんの発言くらいでこんなに騒ぐ必要ないんじゃない。

投稿: caz | 2008/02/18 17:58

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