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2006/07/22

川崎戦

川崎VS浦和@等々力

 NHK-BS1にてテレビ観戦。

  • 快勝。
  • もしかして、うちの赤いチームは引きこもりサッカーに徹した時の方が強いのだろうか?
  • 去年から、カウンター気味の得点が多いなあと思っていたが。ううむ。
  • リードされて必死で攻めている時には、4トップにしても点が入らない。
  • なのに、追加点とかは割と簡単に獲れる。
  • つまり、攻められている時の方がきちんとしたサッカーができている、ってことか?
  • まあ、前方に十分なスペースがないと有効なプレーができない、という傾向はありますね。
  • 小野君は、前の試合とは別人みたいによく動いていた。パスの精度も劇的に改善。この調子でコンディションを戻していってほしい。っていうか単に気持ちの問題だったということ? オシムが来てるから気合いはいってた、とか? 全試合全力でやってくれ。たのむ。
  • 田中達也は復帰後初ゴール。左足でニアを狙った素晴らしいシュート。あの場面で思い切ってニアに撃つ日本人選手は貴重。オシムさん。見ててくれましたか?
  • 前回冴えなかった、三都主、平川も今日は有効な突破を何度も決めていた。うんうん。
  • 山田の退場は不可解。主審によほどひどいことを言ったのだろうか? 画面で見てる限りたいしたファールにも見えなかったのだが。

 とにかくめでたい。この先、ハードなスケジュールが続くが、ぜひ頑張ってほしい。

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2006/07/20

新潟戦

新潟VS浦和

Jスポーツ1にてテレビ観戦。

  •  浦和は全体にカラダが重い感じ。
  • パススピードも遅い。横パスを奪われる場面が何回かあったが、あれじゃ狙われるよな。だって、パスコースが見え見えなわけだから。
  • 中盤は新潟のプレスにたじたじ。
  • たじたじなんて、こんな変なコトバを使うサポの身にもなってくれよ。
  • 三都主はどこか悪いのだろうか。解説のおじさんも言っていたが、運動量が少なすぎでしたよ。
  • 小野伸二は微妙。いくつか素敵なパスがあったものの、くだらないパスミスや気の抜けたプレーが散見して、トータルとしては30点の出来。っていうか、今日のプレーを見る限りでは、とても代表のユニフォームを着るレベルではない。ミドルシュートはそこそこ枠の近くに行っていたけどね。いずれにしてもこの程度のデキでは本人も満足していないはず。頼む。しっかりしてくれ。
  • 田中達也は順調に回復している。カラダも切れていたし、ドリブルも十分に相手を脅かしていた。ゲームを重ねて感覚が戻れば大丈夫。ごっつぁんゴールが2つぐらい続けば完調でしょう。
  • 負けるべくして負けた感じ。がっくりするというより、今日の負けは、なんだかひたすらに腹立たしい。
  • 後半40分に突如として放たれた山田のロングシュートは、滅多に見られない水準の超絶ファインゴールだった。一試合を通じて消えているように見えて、時々こういうことがあるからこの選手はやっぱりどうしてもきらいになれない。ノブヒサよ。化けてくれ。やる気になってくれ。頼む。

 寝よう。寝ないと明日が来ない。
 

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十条の隣

 18日は夕刻から六本木にて会食。
 名目は「9条どうでしょう」五万部突破祈念祝賀パーティ。
 本来は五万部突破を記念して開催される運びになっていた会合なのだが、町山氏の帰国タイミングと販売部数上昇曲線から予想される五万部突破ポイントが確実に一致する保障がないという判断からやむなく「祈念」を旗印に……というのはウソ。ただの顔合わせです。タイミングが事後にズレ込んだだけで。
 事後共犯?
 いや、むしろ共謀共同正犯でしょう。しかも確信犯の(笑)。
 メンバーは、共謀共同共著者の内田樹さん、平川克美さん、町山智浩さん、不肖オダジマの4名、および担当編集者のナカノ嬢と出版局のタジマ部長。
 町山氏とは十何年かぶりの再会。
 相変わらずの博覧強記。ただし、ジャンク情報限定。開陳されるのは、面白いけど役に立たないお話や、笑えるけど朝礼の訓示には使えないエピソードに限られる。そのあたりのカンドコロが絶妙。そして、驚天動地でありながらも一般向けのメディアでは到底公開不能なネタの数々……いや、面白かったよ。一日たって、半分ぐらい忘れてしまったのが残念だけど。
 後に残らない知識。
 本当に貴重な情報は、記憶に残らないのかもしれない。

 内田先生には、たくさんほめていただいた。恐縮汗顔。身の置き所がないといった感じ。こんなにほめられたのは長期欠席していた幼稚園に半年ぶりで通園した時以来かもしれない。
 ありがとうございます。先生にならって、私も人をほめる言葉を使いこなせる男になりたいと思います。それも陰口でなく、面前で言える胆力を併せ持って。
 道はけわしい。
 本人を前に賞賛の言葉を述べてなお皮肉に響かず、卑屈にも思われず、物欲しげにも見えないでにいるためには、人格の陶冶が不可欠なのであろうからして。
 課題だな。この先20年ぐらいの。

 平川さんは悠揚迫らぬ風格を感じさせる人でした。平川大人と呼びたくなるような。それでいて、ポソッともらすコメントがけっこうヤクザだったりする。ビジネスの世界に身を置いている人は、文字を相手にしている人間たちに比べて度胸が座っているのかも。まあ、動かしてるものの量と大きさが違うからなあ。

 というわけで、店員が無愛想になる時間まで歓談。
 本当に五万部売れたら、ぜひもう一度。
 場所は、九条の町なんかどうでしょう。
 ほら、十条の隣の、わが町、赤羽ですよ(笑)。
 

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2006/07/11

瀕死

  • ココログはどうしたのだろう。
  • ここ数日、ものすごく重い。
  • いや、もう既に3ヶ月も前から激重なのだが、ここ数日は瀕死。どうかしている。
  • トラックバックスパムの削除さえままならない。
  • 夕方から夜にかけては、管理画面にアクセスすることさえできない。
  • 未明から早朝にかけてが、一番軽い時間帯ではある。
  • とはいっても、管理画面のトップが表示されるまでに1分かかる。
  • で、ダメな時は何をやってもエラー。しかも、このエラーメッセージが最悪。ユーザーを叱りつけてくる。

    エラーが発生しました。直前に行った動作(入力やココログの操作)に原因があると思われます。ココログ管理画面トップへ戻ってください。
  • ↑ だとさ。
  • 本日14時から、大がかりなメンテナンス(投稿、コメント、トラバなどはは48時間停止)が行われる模様。
  • これで問題が解決しないようなら、マジで移転を考えないとなりませんね。
  • この状況でいまだに新規会員の募集を一時停止していないのは、どういう神経なんだ?

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2006/07/10

今も誰かが

 ワールドカップ決勝を待つ間、テレビを見ていると、深夜の時間帯に、ヤフーオークションのCMが結構大量に送出されている。
 なんだかクソ甘ったれた声のナレーションが不快。
 オタをナメてるんだろうか。
 で、最後につぶやくキャッチコピーがこれ

今も誰かが得してる。ヤフオク

 そりゃまあ、取引がおこなわれている以上、得をする人間だって当然発生する。
 でも、その分だけ損を引き受ける人間が要る。
 いや、「その分だけ」じゃないな、正確に言えば。
 通常の損得から、テラ銭(取引への参加料、ないしは手数料。この場合はyahooのプレミアム会員料金月額294円)の分を引かないといけない。

 以上の背景を踏まえて、上記フレーズを適正化すると、こんな感じだろうか。

いつも誰かが得してる。ヤフオク

 ……うーん。これだと「誰か」が誰であるのかが、いまひとつはっきりしない。
 ちょっと改良。

いつも孫だけ得してる。ヤフオク

 だいぶ良くなった。さらに利益発生の機序をより明確にするなら

みんなの損が孫の得。ヤフオク

 ぐらいが正解かもしれない。あるいは

損得丸ごと孫のネタ。ヤフオク

 うん。そうだよ。ひがみだよ。先に言っておくけど(笑)。

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2006/07/08

泥沼流

Doro

コートジボワールの孤高のストライカー、ドログバ選手です。
素晴らしい面構えでした。
今大会の顔面MVP。

ところで、ココログ、異常に重いですね。これアップするのに40分かかりました。

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2006/07/07

限りなく透明に近いサムライ・ブルー

  • なんとなく放心状態。
  • 中田英寿の穴は、腹立たしいほどデカい。
  • エースが自分探しの旅に出かけ、キャプテンが自分隠しの旅に出ている国のサッカーは、今後10年、停滞せざるを得ないだろう。
  • 辞書を引いていて、"hide and seek" が「かくれんぼ」であることを知る。
  • なるほど。
  • ヒデの自分探しは、かくれんぼの一種なのかもしれない。
  • 一人かくれんぼ?
  • あるいは「いないないばあ」(←peek-a-boo)だろうか?
  • 彼がこの10年続けてきたサッカーが、一人鬼ごっこだった、とそういうことなのか?
  • 引退の決意について、監督やチームメート、友人、家族が、直前にその情報を知らされたと言っているのに対して、広告代理店やインタビュー記事を掲載する雑誌の編集者は、「半年前から知っていた」と言っている。
  • 順序はこれで良かったのか?
  • これが、キミの優先順位なのか?
  • ってことは、「引退」は彼にとってサッカー界のマターではなくて、ビジネスのカテゴリーで処理すべき事柄だったということになる。
  • 結局、ヒデにとって、「穴をあけてはいけない」世界。「スジを通さねばならない相手」、「相談すべきパートナー」が、サッカーではなく、広告屋や事務所だった、と。そういうことだよな?
  • つまり「デビュー」と?
  • 何のデビューなんだ?
  • 自分捜しって、高級ニートかよ。

  • 文体とパスの精度(笑)。
  • プギャーだよな、今となっては。噴飯へそ茶だよ畜生。
  • あのあたりが発端だったろうな。
  • だって、「文体」と「パスの精度」は、並立させるべき概念じゃないし、作家とサッカー選手は同じ高みからオレらパンピーを見下ろして良い関係ではないはずだから。
  • 百歩譲って見下ろすのはアリでも、同じ高みにいるのはヘン。絶対に変だ。
  • ずっと早い時期に、「うちの若い者をたぶらかすのはいいかげんにしてほしい」と、サッカー界の誰かが怒鳴りこみに行くべきだった。
  • ま、繰り言だが。

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2006/07/04

引退

 引退だそうだね。
 おつかれさま、とは言わないでおく。
 まだ29歳だろ?
 とすれば、これまでよりは、先の方が長いわけだから。
 これからだよ。
 オレの場合で言うと、29歳というのは、最初に勤めた会社を半年でやめてから、6年ほどぶらぶらしてた頃のタイミングに当たる。

 おそらく、キミのたぐいまれな個性は、常に自分自身であろうとする強力な意志の力がドライブしているものなんだと思う。
 とすれば、キミ自身が、サッカーをやっている自分を「自分らしくない」と思ってしまった以上、引退以外に途はなかった、と、理屈の上ではそうなる。
 でも、惜しいよな。
 つくづく惜しい。
 キミみたいな何百万人に一人の才能を授かった人間が、それを粗末に扱うなんてさ。

 粗末にしてない?
 そうかなあ。オレの目には、「日付をまたいだから」ぐらいな理由で、冷蔵庫いっぱいの食材を丸ごと捨ててる一流レストランのシェフみたいに見えるけどね。
 うん、ここんちの野菜はシンデレラかよって、そういう話だよ。
 まあ、それが「プライド」だというのなら、そうですかと申し上げるほかに言葉が見つからないけど。

 悪いことは言わない。
 引退宣言なんて、撤回しちまえよ。
「気が変わった」
 とか言ってさ。
 オレもやったことある。今のキミぐらいの年齢だった頃だ。
「さっきはごめん、本気じゃなかったんだ」
「悪かった。別れるつもりなんかない」
「いや、ホントだってば。カッとしただけだよ。ごめん。悪かった。許してくれ。考え直してくれ」
 って、そうやってぐだぐだ謝ったことが何回もある。
 うん。みっともない話だ。
 でも、誰かがみっともないってことで、誰かが傷つくわけじゃないだろ?
 というよりも、「みっともない」ということを受け容れられるようになったら、キミのパフォーマンスは劇的に向上するんじゃないかとオレは思う。

「走らないとサッカーにならない」
 と、キミはいつか言っていたね。
 その通りだ。サッカーを貫徹する理論として、キミの発言はまったく正しい。
 でも、相手が人生ということになると話はちょっと違ってくる。
 ピッチの外に出ると、神であったはずの選手もまた、元の不完全な人間に戻らねばならないからだ。と、彼は、時々怠けないとやっていけない。当然だ。人間の足は、走ったりボールを蹴ったりするために作られているわけではないからだ。足は、ぶらぶら歩くために生えている。愚かな二本の足は、その上に載っている愚かな頭を、いつも愚かな場所に運ぶ。それで良いんだ。なあ、ヒデ、一生涯走り続けるなんて、キ○ガイ沙汰だぞ。
 だから、一人の怠け者として、この言葉をキミに贈ることにする。
「走ってばかりだとサッカーを愛せなくなる」
 と。
 ゆっくり休めよ。
 そして、半月ぐらいしたら、シレッとした顔で現役復帰宣言だ
 な。
 待ってるぞ。

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