マイケルの午後
久々の好天。
午後、近所に住むY田氏より耳寄りな情報。
「おい、マイケル・ジャクソンが赤羽に来てるぞ」
半信半疑。
でも、後で後悔したくないんで、とりあえず出動する。
詳しく述べると「見に行って空振りだった場合の後悔よりは、本当に来ていたのに見に行かなかった場合の後悔の方が、より致命的なはず」と、そういうふうに考えたわけです。ええ、ミーハー魂です。この先、自分のカラダが動くうちに、自宅からのチャリンコ圏内で、ワールドクラスのブツに出会う機会が何回あるだろうか……と、そう考えると、とにかくカメラを持って出かけるしかないわけだ。
現場(カトリック系の学校の敷地内に併設されている児童擁護施設)に到着すると、既に人だかりができている。
- 集まった見物人の総数は多めに見積もって約100名。マイケルの知名度を考えればごく小規模な騒ぎなのかもしれない
- 集まっていた人々の年齢層は10代~50代まで。えらく幅が広い。さすがに芸歴30年のスーパースター。すごい。
- 主流は20~30代の女性。
- タクシーで乗り付けているファンのグループがいくつか。カネありそう
- 黒のレザーで決めている女性たちが異彩を放っている
- でも、半数は近所のヤジ馬。「誰だ? ペ・ヨンジュンか?」とか、わけもわからず集まっているおっさんとかも。まあ、オレも似たようなものだが
- SPの黒人さんがなかなかそれらしい雰囲気を醸しておりました。
※裏門前で出待ちをしている人々。報道陣も。
※園内に駐車しているマイケル車。撮影ポイントは内緒(笑)。
1時間ほど、塀の外から園内をうかがったり、バスに乗ってやってきたと思われるファンの人々の質問(この施設には、入り口はいくつあるんですか? とか)に答えたり、蚊に食われたりしているうちに、日差しが傾いて来る。
午後6時頃、マイケル様ご一行の出発を見送って帰宅。
良い日曜日だった。
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コメント
家の娘は有刺鉄線で肘を怪我しました。
だから、そんなところから中に入っちゃだめだってば、眺めているだけにしときなさいってば、それは不法侵入なんだって、「Off the wall」だってば、といくら言っても聞かなかった罰があたったのかもしれません。カトリックの敷地だし。
いい目の保養になりましたね。
投稿: みい | 2006/05/28 23:58
>みいさま
>off the wall
でもまあ、ティーンエイジャーの行動原理は
Don't stop 'til you get enough
なのですね。
困ったことです。
投稿: 小田嶋 | 2006/05/29 01:11
サーティエイジャーですがそうかもしれないです。身体も子供、心も子供、真実はいつもひとつ!
投稿: ã¡ã«ãã³ã²ãããã¯ã | 2006/05/29 08:35
小田嶋さん、ポンキッキーズはまだやっておりまする。たった今観たところです。
投稿: メルヘンひじきごはん | 2006/06/02 05:42
今さらな話ですが、読み返してふと気付きました。
文中の
> 児童擁護施設
は「児童養護施設」の誤植でしょうか。
いくら裁判で勝ったとはいえ、マイケルもしばらくは児童を擁護する団体や施設には近づきたくないと思うので(笑)。
しかし、イキな誤植だ。
投稿: かくた | 2006/06/05 01:40