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2006/04/15

浦和VS京都

浦和レッズVS京都パープルサンガ  埼玉スタジアムにて生観戦。
 珍しく空席が目立つ。公式発表は4万人ちょい。土曜日のリーグ戦(かつ埼スタのホームゲーム)でのこの数字は、最近ではかなり少ない部類だと思う。もしかして、レッズサポは連勝に倦んでいるのだろうか。
 ともあれ16戦負け無し(←試合前の段階での記録)という結果は、凄すぎる。
 想定の斜め上を行っている感じだ。
 暗黒時代からのサポの中には、狼狽している組の人間が少なくないと思う。だって丸々半年間まったく負けてないんですぜ。なんというのか、高級レストランのテーブルに座らされて、どういうふうに振る舞ったら良いのかわからずにいる貧乏人みたいな気分ですよ。ええ。

  • ゲームは圧勝。こういうのを圧勝と言うんだろうな。圧敗という言い方は無いけど、負けた方は、ペチャンコに圧延された気分であろう。
  • 前半はベタ引きの相手に苦しむも、ボールポゼッションは圧倒的にわが軍。0-0のハーフタイムには、時間の問題という空気が漂っていた。
  • 後半10分:中央山田(←ビデオで見たら闘莉王でした)から左サイドアレックスに絶妙のスルーパス→エンドラインぎりぎりまでえぐったアレックス先生、ゴール前のスペースにマイナスのクロス→走り込んできた長谷部さんがこれをダイレクトで決める。たぶん右足のアウトサイド。すばらしい。
  • 27分:またしても左サイドをフリーで抜け出したアレックスから中央ワシントンへのクロス。右足アウトでのワンタッチシュートを敵DFが一度はクリアするも、ワシントンが再度ねじ込む。2-0。
  • 39分:左サイドを深くえぐったアレックスから、ゴール前ドフリーの正直者ワシントン大統領へのドンピシャリのクロス。大統領閣下は一度トラップした後、落ち着いて右隅に蹴りこむ。さすがに落ち着いている。
  • 1点目が入った後、京都がもう少し攻めてくるかと思ったのだが、意外にもベタ引きのまま。プレスも前半より弱くなって、なんだか戦意喪失の様相。大丈夫なのか? 
  • なんだか今年のJ1は上位と下位の実力差が際だってきたように思える。まあ、いいんだけど、楽勝のゲームは大好きだから。
  • 良かった人:アレックスさん。長谷部さん。闘莉王さん。ワシントン閣下。それから、途中出場の野人岡野が素晴らしく元気だった。
  • 闘莉王の攻撃力は驚異。惜しくも得点には結びつかなかったが、強力なヘッドやストライカーはだしのバイシクルなど、いくつも見せ場を作っていた。ヘアスタイルも現状では日本一の破壊力だと思う。
  • ポンテはいつになく静かなプレーに終始。相手が弱いと力がはいらないというのは、ある意味ワールドクラスの証なのであろう。
  • 鈴木啓太は豊富な運動量と素敵なポジショニングで勝利に貢献していた。でもミドルシュートは1年に1本しか枠に行かない。
  • 山田ノブヒサは相変わらず絶好調。ジーコ、見てるか? うちのノブヒサが本気になったら加地君なんかメじゃないんだぞ。問題は、滅多に本気にならないところなのだが、昨年来、ムラッ気がカゲを潜めている。もしかしてギドは名将なんだろうか。そういうえば、先週のナビスコ杯ではFWとして起用していたが、案外、ノブヒサという男は、ああいう見え透いたおだて(「ヤマよ。お前は、日本一のフットボーラーだ。キミならどんなポジションでもできる。オレは信じているぞ」とかなんとか)に弱いのかもしれない。

Reds0415
※試合前の練習風景。小野伸二がいないのが残念。さびしい。

帰宅後は原稿執筆に専念、と、日記には書いておく。
もの言へば くちびる曲がる おぼろ月

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コメント

福岡戦がとばされているような気がしますが、そうですか。。。

投稿: 猫蜂 | 2006/04/16 17:35

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今シーズン初のリーグ戦生観戦。同行はOD島さん、C絵。 楽勝(^_^)ハハハ。... [続きを読む]

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