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2005/12/31

クロック・アラウンド・ザ・ロック

 夜。民放各局が垂れ流している年末特番のあまりのくだらなさに閉口して、ついつい「アメリカン・ミュージック・アウォーズ」(BS2)の中継を見る。
 なるほど……絶句ですね。
 この10年ほど、自分がミュージックシーンの最前線から疎遠になっているという自覚はあったが、どうやら私は、完全な局外者になっているようだ。
 バイバイ音楽、と言おう。いままでありがとう。

  以下、気づいた点など。

  • マライヤ・キャリーの太り方はヤバい。彼女はどうやら、危険な一歩を踏み出し始めている。歌姫からキリスト狂いのデブに至る、決して引き返すことのできない一本道。ソウル・トレイル。アレサ・フランクリンも歩いた、ゴスペルの回廊。貧困から栄光へ、そして、元の木阿弥へと連なるブルースのブーメラン回路。前車の転覆を後車がなぞるポップミュージックの必然。
  • 白人さんと黒人さんが同じ音楽を聴いていた'70年代の状況と比べてみると、21世紀の音楽事情は、完全に白黒分離して見える。
  • 受賞会場にテンガロンハットをかぶったミュージシャンが目立つのは、これは、「カントリーミュージックの復権」というふうに解釈すべき現象なんだろうか?
  • 違うね。「テンガロンハットの復権」は、おそらく「ロックの断末魔」という潮流の一露頭たるに過ぎない。
  • より詳しく述べるなら、「ロックの死滅」→「白人ファンのカントリー回帰&黒人聴衆のヒップホップ志向」という流れが、白黒両人種におけるかぶる帽子の違いとなって現れている、と。
  • 白人音楽(カントリーミュージック)と黒人音楽(ソウル、ブルース、ヒップホップ)は、接近して見える(←純粋に音楽的な側面についてのみ言うなら、両者は互いに影響を与え合っている)一方で、完全に正反対の思想を顕現するアジテーションとして、別々の道を歩みはじめている。
  • しかも両者が歩み寄るポイントは、ロックではない。ロックは、思い出に過ぎない。それも、どちらかと言えば、悪い思い出。ドラッグがらみだったりする。若気の至り。
  • 白黒両人種が和解を模索できる唯一の場所は、はい、そうです。教会です。
  • で、アメリカン・ミュージック・アウォードには「クリスチャン・ポップス」などという、不可思議な部門賞が設けられていたりする。でもって、その賞を受賞したミュージシャン(メリーメリー)は、ジーザスへの感謝を述べるとともに、「日曜日は教会に行ってね」という受賞コメントを述べていたりするのだね、気持ちの悪いことに。ぐええ。
  • 生演奏を披露したミュージシャンの中では、ローリング・ストーンズとユーリズミックス、それからサンタナが頑張っていた。うん。ロックは還暦のための音楽になってきたってわけだ。たぶん、立ち位置としては、テレビ東京の「演歌の花道」みたいなポイント。すなわち崖っぷち。

 結論:見るんじゃなかった。
 寝よう。

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2005/12/30

天皇杯準決勝

天皇杯準決勝 浦和VS大宮

 12月29日。国立霞ヶ丘競技場にて生観戦。同行者はO野夫妻。

  • 試合開始前、今季限りで退団が決まっているマリッチへの声援が断続的に起こる。
  • 両チームとも引き気味で、チャンスが得点に結びつかない。というよりも、前線の人数が少なすぎる。やはりトーナメントは、こういう展開になりがちなんだろうか。
  • 浦和の1点目。左サイド、ポンテの蹴ったCKからマリッチのアタマ。
  • その直後、大宮、片岡がFKから得点。ポストに当たるファインゴール。まぐれか。1-1。
  • 後半17分:アレックスのクロスに飛び込んだ長谷部のゴール。右足に当たった当たりそこねのボールがワンバウンドのループシュートになった感じ。ラッキー。2-1
  • 後半終了間際:大宮GKが蹴ったやけくそのロングボールがゴール前に。もつれるところをDF冨田がヘッドで決めて同点。2-2。延長決定。
  • 延長前半:ここ3試合ほど、トイレに行くと決勝点が入るというジンクスが続いているので、半信半疑ながらも洗面所におもむく。
  • と、なんということか、帰ってきてみると3-2になっている。山田が決めたらしい。おおお。
  • 席に戻ってしばらくすると、今度は自陣深いところから、長谷部が単独ドリブルをはじめて、50メートルを独走。DFをかわして右足シュート。GKの脇の下をかすめてゴール。4-2。素晴らしい。

 これで、来年の元旦はサッカーで明けることになった。めでたい。
 帰路、西麻布の焼き肉屋で忘年会。
 旨い肉だった。
 なのに、旨いものを食うことに抵抗をおぼえる。
 なんというのか、うしろめたいのだね。貧乏性なんだろうか。地球に優しいオレ。もったいない気持ちでいっぱいです(笑)。

1229
※試合終了直後。歓喜にわくスタジアム。後ろの席のおねえさんは椅子の上に立って転落しそうになってました。

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2005/12/26

バレンタインに煮干しを

 猛烈に寒い。
 散歩のつもりで外に出るも、近所をひとまわりして退却。
 わが塹壕生活。
 耐震強度は知らないが、北風ぐらいは避けられる。
 冬将軍には勝てない。
 専守防衛。
 待っていれば冬は去る。攻めに出たところで当方に勝ち目があるわけでもないし。
 
 クリスマスは穴熊作戦でしのぐ。
 いや、正直に申せば、ケーキを食った。
 不覚。
 一年中で一番ケーキが不味い日に、だ。
 無自覚な客が手みやげに持ち込んだ、駅前の洋菓子屋の、おそらくはアルバイト青年の不器用な手によって調えられたやっつけのケーキを、だ。

 降誕祭 買うたんさいと 読み違え

 しかしまあ、クリスマスのあれこれについては、私が文句をつける筋合いの話でもないわけで、良民常民の皆さんがクリスマスにケーキを食べたり、プレゼントを交換する習慣は、単に親和欲求のあらわれであって、それ以上のものではない。でなくても、世間の大勢と歩調を合わせたいと願う気持ちに特段の悪意があるわけでもない。。
 うん。凡庸ではあるかもしれない。が、凡庸のどこがいけない?
 幸福とはそういうものだ。
 平凡で善良な連帯。
 だから、達郎のあの歌も勘弁してやる。きっとキミは来ない。うん。来るも来ないも、電話さえかけられなかったんだよな? オレは知ってるぞ達郎。キモメンのイブは地獄だ。枕元の靴下が匂う夜。
 靴下の 中に幸あり 千鳥足 
 ジョージマイケルも許す。だって、あいつのラストクリスマスは、ゲイの信仰告白だから。祝福の外にいる者のための聖夜。がんばれ。
 ケーキを食ったオレ自身の意地汚さについても看過しておく。
 だって、こんなところで意地を張っても仕方がないんであろうからして。
 クリスマス休戦。
 War is over,if you want to.←it (2006 2/14訂正)

 余談だが、次なる商業化色恋イベント、バレンタインデーについて、有力な対抗案を提示している商品があったので紹介しておく。

214

※ 「健康たべる小魚」《(株)サカモト》のパッケージ裏にあったキャッチとイラスト。
 語呂の苦しさ(「214」→「ニボシ」∵「1」→「ボ」だが、これはつまり、「1」→「棒」→「ボ」という連想だろうか?)といい、イラストのアバウトさ(サカナ型の目。顔から直接生えているピースサインの腕)といい、突っ込みどころはあるが、全体として、魅力的な仕事だと思う。

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2005/12/24

天皇杯

天皇杯準々決勝:浦和 対 川崎F

 埼玉スタジアムにて観戦。
 座席はバック側ロアー席。一階席で見るのは久しぶり。やはり近い。


  • 前半は拮抗。というよりも若干川崎に攻め込まれている感じ。
  • 前半終了間際、川崎の森が2枚目のイエローで退場。うーん、ちょっとかわいそうだったかな。対川崎戦のジャッジについては前回のリーグ戦のこともあるし(浦和側に有利な判定がいくつかあって、辛勝。えへへ)、遺恨が残らなければ良いが。
  • 後半は露骨な浦和ペース。23分に右CKからマリッチがヘッドでゴール。1-0
  • 点を取った後、川崎はほぼ戦意喪失。プレスにも来ない。ボール保持率は6-4か、それ以上。
  • 38分:岡野が何気なく上げたアーリークロスに飛び込んだ堀之内がゴール。2-0。
  • 終わってみれば楽勝。えへへ。

 準決勝&決勝のチケット購入ミッションが発生。
 今年の元旦は、決勝のチケットを寄贈(準決で負けましたから)して寝正月を決め込む結果になってしまったが、来年の元旦は国立で迎えたいものだ。
 一年の 計は赤なり 寝正月 

1224reds
※試合終了後、Merry X'mas to All Reds' Supporters というメッセージを掲げてピッチを一周するイレブン。
負けたらどうするつもりだったのだろう。

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2005/12/16

知覚過敏

 夕刻、歯医者の門を叩く。
 昨日来、左上の犬歯周辺がぼんやりと痛むので。
 診断の結果、虫歯は見あたらず。どうやら「知覚過敏」らしい。悪化して神経が炎症を起こしている由。
 で、麻酔を打って治療。歯にアナを開けていたが、神経を切除するための処置だろうか。27日の再受診の予約をとって帰宅。麻酔が切れる頃わずかに痛んだものの、現在は落ち着いている。

仰木彬前オリックス監督死去
 享年70歳。シブい爺さんだった。合掌。

小野の浦和復帰にクラブ間で合意
 本当だろうか?
 オレは喜ぶべきなんだろうか?
 残念がるべきなんだろうか?
 教えてくれ伸二。オレは、どう感じるべきなんだ?
「伸二前だよ。タカーシ」
 おお、誰かと思えば、ペトロビッチじゃないか。キミはどう思う? われわれは、伸二の現在の状況をどういうふうに受け止めるべきなんだろう?
「いいかね。フットボーラーは、状況に一喜一憂すべきではない。なぜなら、ある局面は、過去の結果である以上に、何より、未来へのステップだからだ」
 意味がわからないよ、ペトロ。
「こう言えばわかるか? フットボーラーにとって大切なのは、居場所ではなくて、進んでいる方向だ、と」
 つまり、同じスペースにとどまるべきではないということか?
「そう。ボディシェイプだよ。肝要なのは体の向きだ。伸二は前に進む。進む過程に停滞があったところで、そんなことは全然問題ではない」
 でも、浦和に戻るのは、後ろ向きの動きじゃないのか?
「ボールポゼッションのためのバックパスは前向きの打開策だよ」
 でも……伸二後ろは
「キミの心配はわかるよ。タカーシ。サッカー選手にとって、後ろ向きの選択は、すなわち身の破滅だ。伸二後ろは、心中しろにつながる」
 フェイエノールトに残留する道は、少なくとも後ろ向きの選択ではないと思うんだが……
「いいかね。問題は選択の内容ではない。どういう心構えでその道を選んだのかということだけが真に重要なのだ。心が前を向いていれば、パスであれドリブルであれまったく問題ない。ゴールに向かう志があるのなら、トラップミスでさえ好結果に結びつく場合がある」
 信じて良いのか?
「大丈夫。伸二はファンタジスタだ。この状況もまたファンタジーのひとつだと考えようじゃないか」
 ペトロ……
「パスアンドゴーだよ、タカーシ」
 どういうことだ?
「伸二が過ぎ去って行くように見えるのは、お前が立ち止まっているからだってことだよ」
 じゃあ、オレも走ればいいのか?
「その通り。ゲームは動いている。ボールも動いている。走っていない人間には本当のことはわからない」
 了解。わかったよ、ペトロ。オレは一喜一憂しない。黙って伸二の選択を見守ることにするよ。
「じゃあな。オレもちょっくら走ってくる」

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2005/12/10

W杯組み合わせ

 日本はF組。
 ブラジル、クロアチア、オーストラリアと同じ組。
 悪くない。
 対戦順はオーストラリア、クロアチア、ブラジルの順。
 素晴らしい。
 特に第三戦がブラジルというのが、なんとも絶妙。
 ブラジルが既に二勝を決めた後(←確率的には6割ぐらい)だとすると、彼らは露骨に手を抜いてくるはず。
「まあ、ジーコさんが監督やってるチームだから」
 と、ここで絶大なジーコ効果があらわれる。
「監督がジーコで良かったなあ」
 と、ブラジルに勝つことでかろうじて一次リーグ突破を果たした日本(1勝1敗1分け)のサッカーファンは、しみじみと胸をなでおろすのであった……の予感。

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広告の裏

 PC脇のテレビは、ふだん、音を消した状態で垂れ流しにしてある。
 視野の10分の1ほどを割いて、非常時にそなえる感じ。で、面白げな画面が現れたら、リモコンの音量ボタンを押す。
 いや、つまり、テレビは、音を消しておくと、案外邪魔になりませんよ、というお話です。

 
 で、今日は、「報道ステーション」で、古舘君に口パクをやらせておいたのだが、ふと気がつくと、AC(公共広告機構←早口言葉ですか?)のCMがなんだかんだで、10回ぐらい流れている。
 おかしい。ちょっと異常な頻度だ。
 おそらくは、松下(例の石油温風ヒーターの事件)関連のCM枠が差し替えになった関係(あるいは「みずほ」の線かも)だと思うのだが、あの時間帯にああいう頻度(連続で2回というのがけっこうあった)でACのCMを見るのはけっこうキツい。
 念のために、CMの内容は以下の通り。
 

町中を歩いているシマウマの群れ。住宅街、駅前、交差点、校庭、団地の緑地など、町の様々な場所で、三々五々、シマウマたちが思い思いの時を過ごしている。そんな中、深夜とおぼしき住宅地の路上に幼い仔馬が一匹。ここでテロップ
「仲間から はぐれた獲物が 狙われる」
 そして、キメのナレーション(withテロップ)
「連れ去り事件の69%は、子どもが一人でいるときに起きています。一人にならない。一人にさせない。 ♪エーシー~♪」

 言いたいことはわかる。
 でも、このCMは不気味過ぎる。

  • ピアノの探り弾きみたいなBGM。不安定なリズム。不協和なコード……不安を煽りたいのであろうが、狙いが露骨すぎて逆効果。ていうか、単に不快。
  • 都市生活者をシマウマにたとえるメタファーは、無神経であるのみならず、不適切だと思う。サバンナにおける弱肉強食は、現代社会の犯罪危険性と同一視できるものではない。なんとなれば、ライオンによるシマウマ襲撃が自然の摂理であり、生存戦略上の正義であるのに対して、一方、犯罪者が子供を狙うのは、どこからどう見ても不正義に過ぎないからだ。
  • つまり、何が言いたいのかというと、「はぐれた獲物が狙われる」というこのコピーは、犯罪発生の責任を被害者の側に負わせんとする思想をはらんでいるということだ。でなくても、シマウマをめぐる「獲物」の物語は、犯罪被害者を「愚か者」「弱者」ないしは「生存競争の敗北者」という役柄に貶め、一方、犯罪者を「勝者」に分類している。無神経だと思う。

 市民の不安を煽ることで防犯意識が向上する、と、CM制作者は、ごく単純に、そう考えているだけなのかもしれない。
 でも、私の目(うん。ひが目だよ)には、なんだか、愚民蔑視みたいなものが見える。
 ほら、お前らパンピーは、しょせん子羊なんだから、びくびくして生きて行かないとだめだぞ(藁)ぐらいな……
 別の言い方をするなら、ACが、一般人をいとも無造作にシマウマになぞらえることができたのは、彼らが、ふだん、視聴者を「愚かな群生動物」ぐらいに考えていることの裏返しなわけだ。

 ACの広告は、このバージョンに限らず、どれもこれも必要以上にネガティブだ。

  • 元彼の元カノの元彼の……というエイズのCM
  • 「メンバーを探しています」と、元マリノスの井原が暗い表情で繰り返す(←しかも雨に打たれながら)骨髄バンクのCM。
  • 「勉強→叱咤→リングで打たれる→声援」「なんのために頑張るんだ」→「タオル投げる」。意味分からん。「子供と、話そう」意味分からん。のCM。
  • その他、幼児虐待防止CM、自殺防止CM、愛し方が分からないCMなどなど。

 鬱パワー炸裂。メッセージもさることながら、音選び、映像の印象、なにからなにまでが、とてつもなく暗い。状態の悪い人が見ると、一発で鬱のスイッチが入ると思う。

 おそらく、CM制作者にしてみれば、ACの仕事は、「重い」、「批評的な」、あるいは「文学的な」、「表現」が許される数少ない機会なのであろう。
 実際、一般企業のCM制作において、許されているのは「ポジティブ」で、「アップビートな」「煽り系」の「売り上げ増に結びつく」「軽くて」「前向きな」コンセプトの表現に限られているわけで、少しでも暗い内容を含むメッセージは事実上封印されている。
 ということは、結局、ACみたいな「何かを売るためのCMでない現場」で後ろ向きのパワーが必要以上に強力に作用するのは、これらのことの反動であるのかもしれない。
 つまり、広告屋さんたちも、彼らなりに苦しんでいるのだよ、と。
 とすれば、彼らに対しては、この決まり文句をぶつけておくべきだろう。
 お前の個人的な思いは、広告の裏にでも……

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2005/12/03

最終節

新潟vs浦和
川崎vsガ大阪
セ大阪vsFC東京

  • BS-iで新潟vs浦和戦を観戦しつつ、セレッソ戦およびガンバ戦を複合視聴。
  • 前半終了時点で、浦和リード、C大阪、G大阪はともに引き分け。……ということは、これはこのまま行けば奇跡の逆転優勝?
  • 落ち着かない。楽観を戒めつつテレビ画面を掃除して後半に備える。
  • 浦和の試合が3-0になった後は、NHK総合のC大阪 VS FC東京を中心に観戦。
  • 最後は、後半終了間際にC大阪が同点に追いつかれる。
  • 一方、ガンバはフェルナンジーニョの退場を乗り越えて4-2。
  • 惜しかった。
  • 本当にもう一歩だった。
  • 来季はつまらない取りこぼしを無くそう。今季だってたとえば、柏戦のくだらない負けとかがなかったら……

 残念。こうなったらなんとしても天皇杯を獲りに行くぞ。

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