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2004/09/19

ナイトメア アット アフタヌーン

 長い昼寝。
 いやな夢を見て目を覚ました。
 私はどこかの海岸のボードウォークの下で、カブトエビをつかまえようとしている。
 トゲを警戒する気持ちで手を出しかねていると、すぐそばにタランチュラみたいなクモがいる。これは退散した方が身のためだと思って反転すると出口のところにさらにデカい蜘蛛がいる。しかも、その先にはヘビ。
「このヘビは毒蛇だろうか。無毒ならオレは全然平気だぞ」
 などと思っていると、首筋に蜘蛛が落ちてきて……うわあ……目が覚めた。

 うん。たいした意味はない。夢は夢だ。
 20年前だったら、フロイトのクソ野郎が影響力を失っていなかったことでもあるし、このテの夢は面白い分析の対象になったことだろう。が、もはやフロイトはそこいらへんの占い師と同程度の存在(少なくとも私にとっては)に過ぎない。
 
 フロイト流に分析すると、これもまたセックスの夢になるのだろう。
 フロイトに言わせれば、あらゆる小動物がセックスと恐怖のシンボルになる。
 要するに、あのオヤジは、怖がりのスケベだった、と、そういうことだ。
 まあ、人間は誰であれ多かれ少なかれ怖がりの助平ではあるわけだから、フロイト先生の分析は、どんな場合でもいくらかは当たっている。
 でも、「あなたはセックスに関心を抱いています」という断定は、的を射ているようでいて実は何も言っていない。「あなたは人間ですね」と言っているのと同じことだ。

 占い師の常套句。
「あなたは他人に気を使うタイプですね」
「あなたは誤解されやすいタイプですね」
「あなたは明るくふるまっていますが、心の奥底には深い悩みをかかえていますね」
 ははは。占い師のもとを訪れるタイプの人間(←生まれながらのカモ)の自己認識は、こんなものなわけだ。私は損をしている。私は正当に評価されていない。誰も私の悩みをわかってくれない。で、占い師のご宣託をきいてびっくりする。
「まあ、まさに私の性格そのものだわ」
 ばか。どんどんカモられてくれ。あんたたちがカモられないと経済が回転しないから。
 そういうわけなんで、詐欺師の諸君は、よろしく頑張ってくれ。カモ連中が箪笥の中に抱え込んでいる虎の子を残らず引っ張り出して、市場を活性化してほしい。いずれにしても、愚かな人間が資産を保持しているということは、資本主義市場経済にとって決して良いことではないのだからして。
 
 話をフロイトに戻す。
 ついでに、クソ野郎という言い方も撤回しておく。
 フロイト先生は、女の子を口説く時にちょっと役立ってくれたりした。
 いや、誤解しないでほしい。私は「手が届かないように見えた女もフロイト話でイチコロ。あとは芋づるだったぜ」とか、そういうことを言おうとしているのではない。あたしはホリエモンじゃない。
 私が言いたいのは、こういうことだ。つまり、我々の世代の者にとって、フロイトは、知的な会話を展開しているかに見せかけながら、猥談に持ち込むためのひとつのツールだった、と。より端的に言うなら、フロイト学派の分析は「仮面猥談ネタ」ないしは「メンタルお医者さんごっこ」であり、フロイト先生ご当人はエロ占い師だった、と。な、クソ野郎よりはマシだろ? どうだ先生? コカイン中毒は直ったか? あの世でオヤジに叱られてないか? 気が向いたらメールをくれ。な。
 
 夜。ブラジルVSボリビア戦の録画を見る。
 ロナウドが別人のように引き締まっている。
 結婚が良い方向に出たようだ。
 素晴らしい。今度の嫁さんは、当たりなのかもしれない。

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